今日、2021年3月11日で東日本大震災が発生してから10年が経ちます。
この機会に地震への経済的な備えを「自助・共助・公助」に分けてまとめてみます。
「自助」
地震保険
建物、家財に対する「地震・噴火・津波」が原因の「火災・損壊・埋没・流失」による
損害が補償される。
全損と大半損の場合の契約金額に対する支払われる保険金の割合
※火災保険だけでは上記の地震に対する補償はありません
「共助」
寄付や義援金
日本赤十字社、中央共同募金会、日本放送協会(NHK)等に寄せられた義援金の
総額は3838億円
住宅の損害に対する義援金の配分例 宮城県の場合
全壊114万5千円、大規模半壊89万4千円、半壊54万円
著名人からの義援金(寄付)
柳井 正(ユニクロ代表)10億円、イチロー1億円、安室奈美恵5000万円、など
その他、多くの方が寄付をしています。
「公助」
被害者生活再建支援制度
災害により住宅が全壊するなど、生活基盤に著しい被害を受けた世帯に支援金
最大300万円が支給される。
内訳
住宅の被害程度に応じて支給される支援金(基礎支援金)
全壊100万円、大規模半壊50万円
住宅の再建方法に応じて支給される支援金(加算支援金)
建築・購入200万円、補修100万円
つまり、住宅が全壊して、その後再建築した場合は最大額の300万円が支給されます。